プラダを着た悪魔の結末の意味を解説!原作と映画の違いも紹介!

プラダを着た悪魔の結末の意味を解説!原作と映画の違いも紹介!

大ヒット映画『プラダを着た悪魔』の結末って、どんな感じだったか覚えていますか?

見たはずでも、結末やラストの意味を勘違いしているかも?

そこで、2006年に公開されてから長年愛されてきた『プラダを着た悪魔』のラストの意味を解説!

更に、ローレン・ワイズバーガーさんによる原作小説と、映画との違いも紹介していきます。

今一度この名作のラストを一緒に振り返ってみましょう。

キラキラした世界に君臨する『悪魔』とのラストにはどんな意味が含まれていたのでしょうか?

詳しい解説もあるので、最後までどうぞお付き合いください。

 

プラダを着た悪魔の結末の意味を解説!

観る人によって賛否両論のあるこの映画のラスト。

しっくりくる人もいれば、予想外の展開に戸惑う人もいたのではないでしょうか。

とりわけ気になるのが↓

  • ミランダが笑うラストシーンの言いたいことは?
  • アンディがミランダの元を去ったのはなぜ?
  • 彼氏と最後別れるの?より戻したの?

今回はこちらの内容に焦点を絞って、そのシーンの意味などをご紹介していきます。

 

ミランダが笑うラストシーンの言いたいことは?

映画の結末では、出世街道間違いなしのアンディが、ミランダの元を離れて夢だった大手新聞社への転職を果たします。

ミランダとの別れ方は決して円満な「さよなら」ではありませんでしたが、なんとアンディのことを新聞社へ推薦していたミランダ。

そして、ラストシーンでアンディと偶然再会したミランダは、そっけない態度で去ろうとしつつも口元は微笑んでいました。

これはどのような意味の笑顔なのでしょう。

アンディがミランダの元を飛び出していく前、ミランダは彼女に「あなたは私と似ているのよ。」と、言います。

これはおそらくアンディに対して、自分と同じように、野心があり、それに伴うスキルもあるという事を認めていたということです。

そして、自身の選択次第で誰もが羨む地位や仕事を手にするか、自身の夢や大切な人たちとの幸せを掴むか、選択することができる状況であるということも。

つまり、最後に微笑んだミランダはアンディに対して「自分とは違う選択をしたけれど、貴方の決断を尊重するわ。頑張りなさいよ。」というようなエールを込めた笑みを浮かべたのだと思います。

似ていると思ったからこそ、自分とは違う選択をして幸せそうにしているアンディを見て嬉しかったのかもしれませんね。

 

アンディがミランダの元を去ったのはなぜ?

ミランダは横暴な鬼上司ですが、アンディ自身もわかっていたように彼女の元で1年我慢すれば出版業界で認められ、ジャーナリストへの夢の足がかりになります

では、なぜアンディはミランダの元を去ったのでしょうか。

それはアンディ自身もミランダとの類似性を感じていたからではないでしょうか。

そして、「皆、私たちになりたがっている」というミランダの言葉に考えさせられたのです。

確かに皆が憧れる仕事ですが、その為にプライベートや大切な仲間、家族たちを蔑ろにしていても良いのか……。

アンディは、恋人より仕事を優先していたことで別れを告げられ、意図せずも、パリ行きの席をエミリーから奪う形になります。

同様にミランダも、パリでの大仕事を成功させた日に、夫から離婚届を出され悲しみの涙を流します。

さらには、失脚を企てられていると知り、右腕として尽くしてくれていた仲間を傷つけることで自分の身を守ります。

そんなミランダを見ていた彼女は、「どんなに他人に憧れられても、どんなに他人が私になりたいと思っても、私は今の私のままでいたくない……」と、そう結論を出したのだと思います。

アンディは自分自身が本当にやりたいこと、自分にとって本当に大切なものを再確認し、それを手にする為に飛び出したのです。

 

彼氏と最後別れるの?より戻したの?

ミランダの元で働くうちに見違えるようになっていくアンディに対して、「もう僕たちに共通点はない」といって別れを切り出した恋人・ネイト。

もともと、アンディとネイトは “人間は中身が大事” だと思っていたカップルです。

だから、ミランダの元で働くうちに大切なことを見失ってしまったアンディに対して別れを決めました。

しかし、「ランウェイ」を辞め、NYへ戻ったアンディはネイトと再会し、自分の過ちを謝罪して反省します。

一方ネイトは、アンディと別れていた間にボストンの有名料理人の元で新しい仕事が決まっていました。

NYとボストン……かなり距離あはりますが、ネイトは「何か方法を考えよう」と優しくアンディに提案します

作中で再びお付き合いをしているシーンはありませんが、2人は遠距離ながらも、よりを戻そうと考えています

 

プラダを着た悪魔の結末原作と映画の違いも紹介!

実は映画化されるにあたり、ローレン・ワイズバーガーさんが書いた原作とは違うアレンジがされています

  • 登場人物の設定
  • アンディがパリに行けた理由
  • ミランダとの別れ方
  • 「ランウェイ」を去ったその後

以上が主な相違点です。

それぞれ細かくチェックしていきましょう!

 

登場人物の設定

主人公を始め、登場人物の設定が違うんです!

 

アンドレア

映画でアンディはノースウェスタン大学卒業のオハイオ州出身という設定が、小説ではブラウン大学卒業のコネチカット州出身となっています。

そして、「ニューヨーカー」に記事を載せたいという目標は在るものの、映画にあるNYでジャーナリストになるのが夢という設定は、小説には特にありません

 

ネイト

映画に出てくるアンディの恋人・ネイトは、小説ではアレックスという名前になっています。

さらには、職業も料理人ではなく小学校の教師

アンディと一緒に住んでもいません。

へー!名前も職業も違うって、別人じゃん!

 

エミリー

小説の中の彼女はアンディに対してとても優しく、同様にミランダのことを恐れています。

 

リリー

映画ではギャラリー経営をしていたアンディの親友ですが、小説では全く違います

アンディとは8年生のころからの親友で同じ大学にも通っていたリリーは、小説ではコロンビア大学の大学院でロシア文学を専攻しています。

その勉強のストレスからバーで男漁りをしたり、飲酒問題を起こしたりするのです。

 

また、映画ではアンディが「ランウェイ」で開花する助けとなったナイジェルも小説ではあまり登場しません

 

アンディがパリへ行けた理由

パーティーでの働きぶりと、パリ行きに命を懸けていたエミリーが交通事故に遭ったことで、アンディにパリ行きのチケットが回ってきたのは映画の展開ですが、小説では違います。

エミリーはパリ行きの前に病気を発症し、それが原因で行けなくなっています。

視聴者が主人公の立場への共感性を持ち続けられるよう、エミリーが交通事故に遭い、絶対的にパリ行きが不可能な状態にしています。

 

ミランダとの別れ方

実は、原作で交通事故にあっていたのは親友・リリーなのです。

アンディがパリに滞在中、リリーは飲酒由来の交通事故により昏睡状態に陥ります。

その際、アンディの家族と友人が電話で戻ってくるよう彼女の背中を押したのです。

え…リリーのポジション、超重要じゃん!

映画での別れのキッカケとなった「ミランダ失脚計画」は小説にはありません。(だからナイジェルも小説にはあまり登場しないのですね。)

ちなみに、別れ際も映画では携帯を噴水に投げ込んでクールに別れを決めていますが、小説では人前でミランダに対して暴言を浴びせる……という壮絶な別れになっています。

 

「ランウェイ」を去ったその後

小説でアンディは「ランウェイ」を去った後、残った服を売り、その後の小説家生活の蓄えにします。

結局、昔短編小説を売り出した出版社に戻りつつも、他の会社の雑誌でのフリーランスのポストについて話し合ったり……と、映画とは違うながらも自分のスタイルを貫いていく様子が描かれています。

 

映画と原作の結末の違いは、結末の描き方だけでなく伝えるメッセージも変わってきますね。

映画の結末が納得いかない人で、原作の結末の方が好き!という方も結構いるみたいです!

自分らしく生きる為に、アンディが選んだ「もう一つの未来」が、原作にはあります。

あなたは、どちらの結末が好みですか?

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まとめ

多くの女性に影響を与えた名作『プラダを着た悪魔』。

結末の意味など解説させていただきましたが、みなさんはどんな感想を持ちましたか?

原作と映画の違いについても、意外と多くてびっくりしますよね。

大筋は変わっていないものの、原作と映画で違いを楽しめる作品だと思います。

以上、「プラダを着た悪魔の結末の意味を解説!原作と映画の違いも紹介!」をお送りしました。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。