テセウスの船の実話モデルはどの事件?犯人は神戸事件の少年A?

テセウスの船の実話モデルはどの事件?犯人は神戸事件の少年A?[閲覧注意!結末ネタバレ含む]

日曜ドラマ「テセウスの船」の実話モデルはどの事件なのか気になります。

犯人は神戸事件の少年Aなのでしょうか?

この記事は、原作の結末ネタバレを含むので、閲覧にはご注意ください。

テセウスの船は、同じタイトルの漫画が原作で、実話の話ではありません。

しかし、原作者の東元俊哉さんが、モデルにしたのはどの事件でしょうか?

また、テセウスの船の事件の犯人のモデルも気になります。

神戸事件の少年Aが犯人のモデルなのでしょうか?

 

テセウスの船の実話モデルはどの事件?

テセウスの船の実話モデルはどの事件かを調べてみました。

テセウスの船の主人公、佐野心の父、佐野文吾は、音臼村で起きた事件の犯人として逮捕されました。

音臼村で起きた事件は、1989年[平成元年]に宮城の小学校で起きた無差別毒殺事件です。

お楽しみ会で昼食に出されたジュースに青酸カリを混入し、21人の生徒と職員が殺害されました。

原作の舞台は北海道ですが、ドラマでは宮城県になっています。

場所は変更されていますが、舞台となる村の名前は同じ「音臼村」です。

テセウスの船の音臼村の無差別殺人事件と最も似た事件は、1998年(平成10年)の和歌山で起きた毒物カレー事件です。

原作の作者も、ドラマ制作からも、これがモデルとなっているという明言はありませんが、おそらく参考にされた事件は、和歌山毒物カレー事件だと考えられます。

他にも、1977年の東京と大阪の青酸コーラ無差別殺人事件、2001年の北海道別市の毒物混入事件などもモデルでは?と言われていますが、和歌山毒物カレー事件ほど類似点がありません。

 

和歌山毒物カレー事件

1998年7月25日、和歌山県和歌山市園部の夏祭りで出されたカレーに毒物が入れられ、67人が中毒症状をおこし4人が命を落とした事件です。

カレーに混入された毒物はヒ素。

犯人として逮捕されたのは、夏祭りに参加していた主婦ので、自宅からヒ素が見つかっています。

逮捕された犯人は、容疑を全面否定していたものの、2009年に死刑が確定しました。

逮捕された犯人は、冤罪を訴え二度訴訟を起こしていますが、判決が覆ることはありませんでした。

因みに死刑執行はなされていません。

多くの人が集まる場所で、飲食物への毒物の混入で無差別殺人が行われた事件という点、被告が無罪を訴えるも死刑が確定している点で似ています。

和歌山毒物カレー事件は、初公判では5,250人の傍聴希望者が集まりました。

この傍証希望者の数は、オウム事件の麻原彰晃被告、覚せい剤使用の酒井法子被告の初公判に次ぐ歴代3位の多さで、世間の注目度がどれほどのものだったかが分かりますね。

 

テセウスの船の実話モデルの犯人は神戸事件の少年A?

テセウスの船の実話のモデル事件は、和歌山毒物カレー事件だと考えられますが、犯人のモデルはどうでしょうか?

ここからは原作のネタバレとして、犯人をご紹介した上で、モデルであろう過去の事件の犯罪者をご紹介します。

ドラマと原作が同じ犯人と結末になっているかは分かりませんが、ネタバレをご覧になりたくない方は、これ以上読み進めないでください。

まず1話現在、犯人とされている心の父、佐野文吾は、犯人ではありません!

真犯人は、加藤みきおです。

加藤みきおは、心の姉、鈴の同級生です。

加藤みきおは、父親がおらず、母親が亡くなったため、村に引っ越してきました。

村では祖母と二人暮らし。

加藤みきおは、自身の不幸な境遇に精神的に病んでいたところ、席が隣で優しくしてくれた鈴に心を惹かれ、その純粋な笑顔に恋をしました。

>>優しく純粋な笑顔が魅力的な幼少期の鈴を演じた子役について詳しく知りたい

鈴の結婚したい人は、正義感の強い父、佐野文吾だと知って、嫉妬心が燃え上がり、佐野文吾を犯人する計画を立てます。

1989年[平成元年]に宮城の小学校で起きた無差別毒殺事件を起こします。

自らも事件の後遺症で車いす生活になります。

そうなんです!

加藤みきおは、安藤政信さんが演じる、謎の車椅子の男なんです!

 

神戸事件の少年Aとは?

未成年の少年が残酷な連続殺人を起こした事件と言えば、神戸連続児童殺傷事件ではないでしょうか。

1997年に兵庫県神戸市須磨区で、数か月の間に、2名が死亡、3名が重症という被害が起きました。

犯人は、当時14歳の中学生で、被害者の遺体と共に残した声明文で、自らを酒鬼薔薇聖斗と名乗っています。

事件の残酷さと、凶悪な犯人が14歳の少年であったことが、世間を震撼させました。

初公判のために精神鑑定が行われました。

  • 自分の価値を肯定する感情が低く
  • 他人に共感する能力が低い
  • 虚無観や独善的な考え方強い

自己肯定感や共感能力の低さからくる虚無感や独善的な考え方がこの事件の原因の一つだと言われています。

この犯人の少年は、普通の家庭で育った普通の中学生でしたが、加藤みきおの生い立ちでは上記のような精神的に特徴がありそうです。

この事件の犯人が少年Aと呼ばれるようになったのは、32歳になった2015年に出版した手記「絶歌 神戸連続児童殺傷事件」です。

 

まとめ


以上、「テセウスの船の実話モデルはどの事件?犯人は神戸事件の少年A?」をお届けしました。

テセウスの船の事件の実話のモデルは、和歌山のカレー事件だったと考えられますね。

よく似た事件です。

また、犯人は、モデルにした事件ではなく、神戸事件の少年Aだと思われます。

しかし、テセウスの船の事件の犯人は、ただのサイコパスではなく、可愛そうな生い立ちから病んで捻じれた心と幼い恋心が、最悪の形で交じり合ってしまった結果だったんですね。

原作のネタバレを見てしまっても、気になるドラマ「テセウスの船」。

ドラマの結末が原作と同じかどうかは分かりませんし、引き続き注目していきたいと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。

>>テセウスの船の1話から最終回までの見逃し配信